こんにちは。くま吉(@ijuu_navi)です。今回は、地域おこし協力隊の選考について、くま吉の体験をもとに選考方法を紹介していくよ!
あらかじめ移住ジョインや自治体のホームページから、募集に関する情報をチェックしておこう!
詳しくは【地域おこし協力隊になりたい方向け】地域おこし協力隊の募集方法と応募先の探し方の記事を参考にしてみてね。
今回の内容
地域おこし協力隊 募集要項
募集要項というのは、募集する側(自治体)が求人情報を出すときに必ず出さなくてはいけない情報。企業が社員やアルバイトなどを募集するときも、募集要項には必ず出さなくてはいけない情報が書かれているよ。
募集要項の内容
- 雇用関係の有無
- 業務概要
- 募集対象
- 募集人数
- 勤務地(勤務場所)
- 勤務時間
- 雇用形態・期間
- 給与・賃金等
- 待遇・福利厚生
- 申込受付期間
- 審査方法
くま吉が応募した募集要項は、こんな感じ。
募集要項の例:抜粋
観光振興専門員の募集
募集人員:1名
<業務概要>
・観光振興に関わること
・自治体や観光協会のイベントに関わること
・周辺地域と連携したツアーの造成
・特産品を活かした活動
・SNSなどによる情報発信
など
募集要項には、選考の流れが書かれています。エントリーシートのダウンロードリンクがついている場合もあります。
つづいて、くま吉が受けた地域おこし協力隊の選考の流れを説明していくよ!
地域おこし協力隊の選考の流れ 1次選考(書類)について
地域おこし協力隊の選考の流れはとてもシンプル! 1次選考(書類)→2次選考(面接)→合否判定 という流れ!くま吉が実際に体験した選考を紹介するよ。
1次選考(書類)
- エントリーシートを、自治体のホームページからダウンロード
- 様式はA3用紙1枚
- 左ページが経歴書
- 右ページの上半分が志望動機
- 右ページの下半分がやりたいことや趣味・特技
様式に必要事項を手書きで記入して、郵送で応募したよ!
地域おこし協力隊の選考 2次選考(面接)について
書類選考の合格に合わせて、2次選考の案内が一緒に郵送で届くよ。くま吉の場合、1次選考の郵送から1週間後くらいに届いたよ。
2次選考(面接)
- 面接官は首長、副首長、担当課長、観光協会事務局長の4人対1(くま吉)
- 面接場所は自治体の会議室
- 待合室は会議室から少し離れた部屋
- 待合室には担当課長補佐
- 面接は30分程度
待合室は終始なごやかな雰囲気で、世話役の担当課長補佐(役場職員)が雑談を仕掛けてくるよ。そこでの様子もチェックされていると思うよ!
面接で聞かれたこと
- 自己紹介
- 現在の仕事とやりがい
- 現在の仕事を辞めて、地域おこし協力隊をやりたい理由
- 趣味や休日の過ごし方について
- 地域おこし協力隊になってやりたいこと
- 移住や地域おこし協力隊に不安はないか
- 人とのコミュニケーションについて
- 自分の考えや思いが伝わらない場合にどうするか
- 選考に不合格の場合にどうするか
- 選考に合格の場合、いつから働けるか
- さいごに何か質問はあるか
30分程度の予定が、盛り上がって45分くらい話したよ!くま吉の「ひととなり」を確認しているようだったよ。
地域おこし協力隊選考 選考の結果
選考結果
・即日(面接から2時間後)、電話にて合否連絡通知
・後日正式に、合格通知と雇用条件通知書が郵送で送られてきた
2次選考(面接)には3人が臨んで、結果的にくま吉とくま朗が合格したよ!
もう1人の方は募集していないけど人手不足の部署に配属となって、やりたいことが全くできずに8か月後に退任したとのこと…
これはいわゆる「闇」!!! 詳しくはまた別記事で紹介するよ!!
地域おこし協力隊 選考の感想と心得
特に、難しいことを聞かれることはなかったね。どちらかというと当時勤めていた「大手企業」と担当「プロジェクト」のネームバリューに驚かれていた印象が強かった。
選考の心得:書類
- 経歴 → 社会人としてしっかりしているかを見ている
- 志望動機 → なぜその自治体なのかという理由が明確に書かれているか。これが弱いと、他の自治体でもいいのではないかと疑念が生まれ、面接の際に突っ込まれるでしょう
- やりたいこと → 夢や目標など前向きな気概と行動力のある人かどうかが求められている。
- 全体 → 志望動機とやりたいことの一貫性や文章としてのまとまり、伝わる文章か。
選考の心得:面接のポイント
- どんな人か、人柄、表情、相槌など
→受け答えがしっかりしているか。
→言っていることは正直か
→身だしなみ、言葉遣い
→一緒に働きたいと思うか
→期待できるか
→誠意があるか
→真摯か
→聞いていてわくわくするか
→前向きか
→熱意があるか
- 選考書類との一致
→書いてあることと面接で話すことの一貫性
まとめると、志望動機・やりたい想いを、相手に伝わるように言語化できるかが合否のポイント
一方で、少し気を付けなければいけないこともあります。
面接でやりたいことを言ったからといって、必ずやらせてもらえるわけではない。3人目の合格者の方がまさにこのパターンで退任している。→もし、やりたいことの実現性に不安があれば面接のときに聞いてみるのもいい。
ここに紹介した選考方法が最もオーソドックスな選考の流れです。ほかに論文や、プレゼンのある自治体もあります。いずれにしても選考でのポイントは変わりません。
志望動機・やりたい想いを、相手に伝わるように言語化できるかが合否のポイントとなります。そもそもなぜ地域おこし協力隊なのか、なぜ移住なのか、自分がどんな人生を歩みたいのか。しっかりと自己分析をしたうえで、選考に臨むことが大切です!
地域おこし協力隊に応募しようか迷っている人は、こちらの記事も参考にしてみてね。