こんにちは。くま吉(@ijuu_navi)です。
くま吉は、地域おこし協力隊として活動成果をあげ、その活動成果をもとに起業をして、会社経営をしているよ。
そんなくま吉目線で、地域おこし協力隊として成功するための必要なポイントを教えるよ!
今回の内容
地域おこし協力隊の活動ポイント5選
地域おこし協力隊は、最長でも3年間の任期であるため、大きな活動成果を上げようと考えた場合、スタートダッシュが必須である。
スタートダッシュは遅くとも活動開始して最初の6か月までと考えておこう。
なぜなら、役所の年度は4月から始まる。10月くらい(4月~9月で6か月)までに、成果を示しておかないと翌年の予算審議(3月議会)に組み込みにくくなるんだ。(大きなことをやりたい場合は特に)下のおおまかなスケジュールを見ると
予算審議おおまかなスケジュール
⓪10月:素案作成
①11月:各課で予算書(案)作成
②12月:取りまとめ → 財政課と調整・審議 → 副首長査定
③1月:首長査定
④3月:議会で翌年度予算審議
ポイント1 自治体(役場)や地域全体の把握
全体の把握というのは、「相手を知る」ということ。これは最初の1か月でやり切ろう。
自分の所属する組織や役場全体の動き、まちづくりの方針はもちろんのこと、人間関係や力関係など、まずは「知る」こと。知ったうえで何をするか、出来るかを選択していった方がいいです。もちろん前提となる下調べをしていたとしても、3現主義(現地・現物・現実)には敵いません。
3現主義にて、自分が何を思い、感じるか、そしてどのように行動していけばいいか。例えば、誰にどのように相談するのがいいか、どう進めたらやりたいことを実現できるだろうか。そんなことを考えながら動いていたよ。
自分の置かれている立場や環境がどんな感じで、自分が、そして地域おこし協力隊が何をどのように期待されているかをしっかりと把握することが、とても大切だね。
くま吉は最初の1か月はいろんなところに、自分でアポをとって挨拶回りをしていろんなお話をして、地域のことを理解するようにしていたよ!相手のことを知ると同時に、自分のことを知ってもらえたよ!!今でもその頃に出会った人たちとは親しくさせてもらっているよ。
ポイント2 企画から実行までのプロセスを示す
自分が相手(まちのことや人のこと)をわからないのと同じで、受け入れてくれた自治体側も自分のことをよくわかっていません。
自分のことを知ってもらうのに大切なのは「何ができるのか」を示すこと。これを3か月くらいまでにやり切ろう。
まずは小さなことでいいから、企画(提案)~実行までのプロセスを示していくのがいいです。
例えばくま吉の場合は活動1か月くらいのときに、『1週間後に自治体を訪れるお客様ご一行をアテンドして、自治体の良さを存分に味わってもらう』という企画をやったよ。
行程の作成や、関係各所との調整、実際のお客様のアテンド~お見送りまで、いろんな人を巻き込んで結果的にSNS上でも大きな反響を生む成果が生まれたよ。
自分ができることを示すことで任せられるという『信頼』が生まれるよね!小さなことからコツコツと積み重ねることが大切だよね!
ポイント3 客観的にわかりやすい成果を出す
客観的にわかりやすい成果を出すことは自分にとっても、自治体にとっても、地域にとっても望ましい形。
なぜなら「地域おこし協力隊」は地域を活性化するための人だから。
くま吉の場合は、「地元新聞の一面に載る」ということで、地域全体に認知してもらえたよ!
それ以外にも、活動をテレビやラジオ、雑誌で紹介してもらうという機会につなげられると「がんばっているね!」と認めてもらいやすい。
くま吉は出られるものにはいろいろ出たよ。全国ネットのテレビにも数回、県内ニュースは全局制覇したよ!
自分が出ることで、その地域を知ってもらえることにつながるよね。結果的にマチのPRにもなるね!
活動開始から6か月までにはやり切ろう!
ポイント4 立場は自ら創り出す
地域おこし、地域活性化に必要なのは、魅力的なコンテンツとそれを生み出すプレイヤー。
田舎にはそれらが不足している。
くま吉の個人的な見解になるけども、地域おこし協力隊の活動は本来「魅力的なコンテンツを生み出すこと」にコミットするべきだとOBとしては思うけど、実際いろんな活動や現役隊員を見ても一般業務に忙殺されがちな印象が強い。
よそ者としての良さが活かしきれていないケースが多くて、もったいないと思う。
くま吉は自らコンテンツを創出して、事業をどんどん推進していったよ。
それによっていろんなメディアに出ていくから、結果的に自分の立場を創りあげていけたよ。
やりたいことを実現する、なりたい自分になるために自分自身をブランディングしていくことはとても大切だよね!
ポイント5 先を見つつ、目の前を全力で。
地域おこし協力隊の任期3年間をどのように過ごすか。
3年後のビジョンをはやく作る。逆算したロードマップを敷く。これをスケジュールに落とし込んで、いつまでに何をどうするかを組み立てていくといいね。
そこまで出来たら、目の前のひとつひとつを全力で楽しもう。
有意義な地域おこし協力隊活動
自治体や地域から期待されて課せられているミッションをただやるのではなく、
自分がこのマチを元気にする!活性化する!という気概、「パッション」を持って取り組むことがとても大切。
同じ取り組みでもそこにパッションがあるかないかで、たとえうまくいかなかったとしても得られるものに大きな差が生まれるよ。
一生懸命やってる人には必ず味方がついてくれるから安心して。
活動を振り返った時に、楽しかった。いい経験ができた。いい仲間と出会えた。有意義な時間だったと思えたら素晴らしいよね。
そして、それが新しい移住や定住につながって、関係人口の増加や地域共生、地域共創につながっていくともっといいよね。
くま吉は、地域おこし協力隊を熱くやりきったよ!熱くやりきれたからそれが経験値となって、今の会社経営につながっているよ。当時出会えた人たちとの関係も続いていてとても有意義な時間だったと胸を張って言えるよ!
活動をするために必要なマインドについては、別の記事で紹介しているから見てね!