こんにちはくま吉(@ijuu_navi)です。
今回は地域おこし協力隊の活動における大切な意識と行動について紹介するよ!
地域おこし協力隊を令和8年度までに全国で10,000人の隊員に増やすことを国は掲げている。一極集中からの脱却、地域共生,地域共創,関係人口の増加といった目標に向けて、ますます注目されていくでしょう。
だからこそ、今、地域おこし協力隊になろうか検討している人や悩みを抱える現役隊員の方は、くま吉(元隊員)がここで紹介する活動におけるポイントを押さえて、成功に向けて動いてほしいです。
今回の内容
さまざまな問題点はあると割り切る
どこで働くにしても、さまざまな問題点はある。
よそから入ってみると、あれも違う、これも違うと目につくことは多い。でもそれは仕方ないこと。
民間企業から、役場に入るとはそういうこと。それぞれに仕事の進め方やルールがある。
違うからダメではない。違いを認めることから始める。
もともとそこで働く人にとっては、それが当たり前だったり誇りをもってそうゆうルールのもとで働いている場合もある。
否定ではなく、互いに違いを知ることが重要。違いの中から、新しい発想が生まれるかもしれません。
くま吉も最初は本当に苦労したよ。なんでこんなに問題だらけなの?って。
違ってあたりまえと思うようになったら、少しずつ楽な気持ちになったよ。
ないものねだりはやめる
地域おこし協力隊は、基本的には都会から田舎に行っているケースが多い。
だから、当然と言えば当然なのだけれど、都会に当たり前にあるもののほとんどが田舎にはない。
ただ、田舎にしかないものがたくさんある。それを見つけていくのが楽しい。
なんもない。それがいい。
ないものねだりをやめると、田舎のいいところにたくさん気づいていけるよ!
やれる方法を考える
地域おこし協力隊。あれもやりたい、これもやりたい。
いろいろ提案してみる。
でも・・・最初のうちは特に「やれない理由」「できない理由」を並べられがち。(もちろん肯定的な場合もある)
やれない理由はたくさんあるけれど、どうやったらやれるかを考えるのがとても大切。
予算がないから、人がいないからを理由にできないことは当然ある。
そこで諦めたらそれまで。自分はなんのために、何をしたくて田舎に来たのかを思い出そう。
どうやったらやれるか、協力者を増やせるか、この人に話してダメだったら別の人に話してみる。
建設的で、前向きな提案ならきっとどこかに解決の糸口が見つかるはず。
やりたいことを実現するためには、丁寧に説明することがとても大切だよ。
その積み重ねが共感を生み、応援してもらえることにつながるよ!
常に先を見据えた行動をする
地域おこし協力隊の活動期間は最長で3年間しかない。
退任後のビジョンを描くのは早い方がいい。
結果的に違う形になったとしても目標に対し逆算して行動する方が、自分のためになるよね。
隊員として何をやるのかはもちろんあるんだけど、一人の社会人としてどうなりたいか?だからこれをやるという発想でいいと思う。
3年後まで考えられないなら、まずは1年後でもいい。
何をやるにしてもなぜやるのかがなければただやって終わりになる。それでは貴重な時間がもったいない。
計画的に先を見据えて行動しよう。
くま吉は、3年後に自分で事業をやることを地域おこし協力隊になる前から決めていたよ。
自治体に依存し過ぎない
自治体との雇用関係がある場合に特にありがちなのだけれど、自分の所属している自治体を意識しすぎて依存すること。
たとえば、お金を使うのは全部その自治体、地域の中といった謎の行動制限。
自治体(組織)を意識しすぎて、行動の幅を狭めては可能性が広がらない。
地域おこし協力隊である前に、ひとりの社会人、ひとりの人間として普通にふるまえばいいよね。
いろんな行動や経験、情報を得ること。地域との交流や、自分の楽しみや趣味を広げていくのもとても大切。
結果的に、その地域をより一層好きになることにつながったり、その地域のために出来ることが増えたりするよね。
他を知ることで自分のところを知ることも出来るよね!行動を広げることが、いろんな可能性を広げることにつながるよ!
やりたいことを口に出す
やりたいことはどんどん口に出した方がいい。
コミュニケーションを取りながら、自分のやりたいことを言葉に出していく、
悩んでいることも意外な形でサポートしてくれる人が現れたり、解決したりする。
口に出さないと誰にも知ってもらえないし、気づいてもらえないよ。
ただし、一貫性がなかったり、単なる思い付きだったり、言ったことを忘れてしまったりは信用を失うこともあるので要注意。
口に出した言葉には責任を持とう!
悪いことは口に出さない(愚痴らない)
面白くないことうまくいかないこともそれなりにある。
だけど、言葉に出してもいいことはない。
悪いことを口に出してしまうと、思考が悪い方向に流れやすくなってしまうから要注意!口にせずに深呼吸をしよう。
辞めた方がいい場合も・・・
自分の思い描く地域おこし協力隊の姿と、自治体から求められている姿や活動に大きなギャップがあったり
何もやれないような環境だったり、やらせてもらえなかったり、
その地域を好きになれなかったら
やれるだけのことはやったけどという時は
無理せず辞める選択も・・・
悩むのはがんばっている証拠だよ。だけど、どんなにがんばっても報われない世界というのもあるんだ。
辞めた方がいい場合の記事も参考にしてね!